
SMBCモビットで借入をすると、利息を含めて返済しなくてはなりません。
「どうにか返済の負担を軽くできないかな?」
「利息を抑える方法ってないの?」
と気になっている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、SMBCモビットの返済額を抑えるために実践したいテクニックなどを紹介します。
この記事を読むことで、返済を少しでも楽にできるようになるので、SMBCモビットから借入れしている人は参考にしてください。
返済額をなるべく抑える3つの方法
SMBCモビットの返済額をできるだけ抑えるには次の3つの方法が有効です。
- なるべく多く返済をする
- 返済を長引かせない
- 手数料がかかる取引をしない
これらのテクニックを実践するかしないかで、トータルの返済額に違いが出てきます。
必ずしもすべてを行う必要はありませんが、自分ができる範囲から取り組むことが大事です。
それでは各方法の詳細を見ていきましょう。
なるべく多く返済をする
SMBCモビットの利息を減らすコツは「できるだけ早く借入残高を減らすこと」です。
利息の計算方法は次のとおり。
借入残高が早く減れば、それだけ発生する利息を小さくできるのが分かりますね。
なるべく多く返済するためには、次の2つの方法が有効です。
- 毎月の返済額を増やす
- 追加返済や一括返済を行う
毎月の収支が安定しているのなら、毎月の返済額を増やすのが堅実といえるでしょう。
ボーナスや臨時収入などでお金に余裕が出たときは、追加返済を行い、借入残高を一気に減らすようにするのがオススメです。
返済を長引かせない
上記したSMBCモビットの利息の計算方法を見てもらえば分かるように「利用日数」が増えるほど利息が大きくなっていきます。
つまり、できるだけ短期間で完済したほうが、返済の負担を減らせるというわけです。
先程も紹介したように、毎月の返済額を増やしたり、繰り上げ返済を活用することで、いち早く借入残高を減らし、利息の負担を軽減できます。
また、SMBCモビットは利用限度額の範囲内で「追加借入」を行えますが、返済の負担を減らしたいなら避けた方が良いでしょう。
追加借入すると、借入残高が増え、利用日数が伸びてしまいます。
その結果、返済が長引くことになり、トータルの支払い額が増えるので注意してください。
手数料がかかる取引をしない
SMBCモビットの返済の負担は「利息」だけではありません。
取引時に発生することがある「手数料」もまた、長期的に見ると負担となりかねないので覚えておきましょう。
SMBCモビットは自社ATMがないので、基本的に提携ATMを利用することになり「ATM取引手数料」が発生します。
手数料は取引額に応じて異なり、まとめると次のとおりです。
取引額 | 手数料 |
---|---|
10,000円以下 | 108円 |
10,001円以上 | 216円 |
1回の手数料は小額でも、これを何度も繰り返せば、あっという間に1,000円、2,000円…と負担が大きくなってしまいます。
しかしながらSMBCモビットはSMBCグループの一員ということもあり「三井住友銀行ATM」ならば手数料無料で利用可能となっているので、ATM取引をメインにしている方はこちらを利用するのが良いでしょう。
ATM取引手数料以外にも、銀行振込による返済時も「振込手数料」を負担しなくてはならないので覚えておいてください。
返済額は借りた金額によって変わってくる
SMBCモビットは「借入後残高スライド元利定額返済方式」という方式に基づいて、月々の返済額が決められています。
つまり、借りた金額によって毎月の返済額が変わってくるわけです。
もちろんお金に余裕がある時は追加返済を行うこともできます。
しかし何もしなければ「最低返済額」で返済し続けることになり、その結果、利用日数が伸びてトータルの利息が蔵の可能性もあるので注意が必要です。
ここからは返済額に関する次の3つのポイントを紹介しましょう。
- 最低返済額とは
- 最低返済額で支払い続けると楽だが損をする
- 返済額が高くなってしまう人の特徴
それでは各ポイントを見ていきます。
最低返済額とは
最低返済額とは借入額に応じて決められている「毎月必ず支払わなくてはならない最少額」になります。
最低返済額はSMBCモビットの公式サイトに一覧で紹介されているので、こちらを見れば一目瞭然です。
最終借入後残高 | 返済額 |
---|---|
10万円以下 | 4,000円 |
10万円超過、 20万円以下 | 8,000円 |
20万円超過、 30万円以下 | 11,000円 |
30万円超過、 40万円以下 | 11,000円 |
40万円超過、 50万円以下 | 13,000円 |
50万円超過、 60万円以下 | 16,000円 |
60万円超過、 70万円以下 | 18,000円 |
70万円超過、 80万円以下 | 21,000円 |
80万円超過、 90万円以下 | 24,000円 |
90万円超過、 100万円以下 | 26,000円 |
※公式サイト引用
仮に10万円ピッタリを借入すると、月々の返済額は4,000円ということになります。
最低返済額で支払い続けると楽だが損をする
「SMBCモビットで10万円借りると、毎月たった4,000円を払えばいいの?」と考える方もいらっしゃるでしょうが、最低返済額での支払いは利息による負担が重くのしかかるので注意してください。
例えば10万円を金利18.0%で借りて、最低返済額の月々4,000円で返済し続ける場合だと…
- 返済累計額:126,260円
- 利息総額:26,260円
- 返済月数:32ヶ月
と、利息の負担がかなり大きくなることが分かります。
確かに最低返済額での返済は家計への負担が小さく、支払いやすいのは間違いありません。
しかし借入日数が伸びることで利息の負担が膨らむことも覚えておきましょう。
返済額が高くなってしまう人の特徴
ここまでに紹介した内容から、総返済額が高くなってしまいがちな人の特徴をまとめると、次の2点が挙げられます。
- 最低返済額で支払い続けている
- 追加借入を行う
要は返済期間が長引くような借入・返済を繰り返していると、総返済額が高くなるというわけです。
そうならないためにも、上記した「返済額をなるべく抑える3つの方法」を心がけた返済方法を考えてみましょうね。
まとめ
今回はSMBCモビットの返済額を減らす方法などを紹介しました。
内容をおさらいすると
- 追加返済や一括返済を活用して、なるべく多く返済する
- 返済を長引かせないよう、追加借入は避ける
- ATM手数料や銀行振込手数料など手数料がかかる取引は避ける
の3つが挙げられます。
「SMBCモビットの返済額を少しでも軽減させたい!」
「今、自分にできそうな方法を知りたい!」
そんな方は、ぜひこの記事を参考に、SMBCモビットの返済を楽にできる方法を実践してみてくださいね。